間違えたか?!


ようやく信濃大町に到着した訳ですが、次に乗る電車まで30分ほどあるということで構内をマターリと 散策しました。遠い昔に見た阿波池田の駅を思い出し、望郷の念にかられてしまいました(T_T)。 セミの声すら聞こえてこないぐらい実に静かであったのも印象的で、我々が普段いかに 騒々しい環境で生活しているのかを思い知らされました。ただ、想像よりも暑かったですね。 以前訪れた軽井沢のイメージがあったので余計にそう感じたのかも知れませんが。


うまく写った!

信濃大町にて。降りた我々を残して去り行く「しなの5号」です。この頃には天気が良くなっており、 すっかり「夏空」になっておりました。え?「夏空」・・・が、がぉ・・・



某H氏が駅員さんに確認したところによると、第一の目的地である信濃木崎へは3番線に 入ってくる列車に乗ればいいとのことでしたので、我々は言われるままに3番線に移動してさらに 待つことにしました。そして十数分後、その列車がやってきたので我々は「降りる客」 が途切れるのを待って何の気なしに一番前のドアから乗り込んだのですが・・・

そこには路線バスで見られるような料金表示用の電光掲示板にワンマンバスでおなじみの 料金支払いボックス(両替機つき)が据えられていました。 そして車内には「整理券を おとりください」のアナウンスが流れ続けたのですが、どこを見回してもそれらしき機械は ありません。

「なんでやろ」などと思ってはいましたがあまり深くは考えませんでした。その後某隣人が 気づいたのですが、整理券の発行機は後ろのドアにあったのです。つまり、信濃大町で ワンマン列車に乗り込む場合、乗車客は必ず整理券発行機のある後ろのドアから乗り、 降車客は料金回収機のある前のドアから降りないといけないのでした。そういえば我々が 前のドアから乗り込んだとき、妙な視線を感じたのですが、きっとこれのせいだったのでしょう。

まるで異世界の住人を見るかのごとく「お寒い」視線を浴びつつ、信濃木崎に到着した我々を 待っていたのはまさしく「いつか見た光景」だったのです・・・( ̄ー ̄)


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