HDD(その5)IBM DDYS-T09170


「21世紀」という言葉がもてはやされる事もなくなり、相変わらずの日常が繰り返されるだけの日々が 戻ってきました。相変わらずといえば、我がメインマシンもここ半年ほどはこれといったトラブルもなく、 まぁまぁ安定した状態が続いておりました(USB接続のデバイスがうまく動かなかったぐらいです。 機会があれば書く事にします)。しかし、そんな1月の終わりにトラブルは突然発生したのでした・・・

前日、知人のマシントラブルを解決すべく結構遅くまでお邪魔させてもらっていたのですが(結局原因は 新規に購入したVGAボードか私のお古のマザーボードのどちらかだと思います)、翌日になって今度は 私の、しかもメインマシンがイカレてしまいました(T_T)。今回のトラブルの源はHDDでして、起動してすぐ 「カチ・・・カチ・・・」と、実にイヤ〜ンな音がしたかと思うとそれっきり起動プロセスが前に進まなくなって しまったのです。何度か再起動しようとしましたが、すでにHDDのアクセスができなくなっていたので どうにもなりません。さらにFDD起動すらままならず、SCSIカードのBIOSメニューであるローレベルフォーマット もできないとあっては、もはや新しいHDDを導入する以外にないでしょう・・・

そんな訳で、しかたなく)日本橋にやってきた私は、とりあえずHDDを探すことにしました。しかし、いぜん とは違って今はATA100規格のIDE-HDDが幅を利かせていて、SCSI規格のHDDなど申し訳程度にしか 陳列されていません。おかげで「ど・れ・に・し・よ・お・か・な!!」という楽しみがなくなってしまい、 ちょいとがっかりしてしまいました・・・(-_-;)まぁ、ウダウダ言っていてもしょうがないので、とりあえず 昇天したHDDと同じIBM製、容量も同じく9.1G、そしてどうせだからULTRA160SCSI規格のHDDを・・・ ということで今回はIBM DDYS-T09170を購入する事にしました。

いつもならボラボラと(・・・って、この表現知ってる人いるかな?)日本橋をのたくるのですが、今日は メインマシンの復旧作業をするためにさっさと寮に戻り、すぐにDrive Imageを立ち上げて 2日前にとったバックアップの復元を始めたのでした(たまたまとっていました。これぞ虫の知らせ!?)。 これまで何度となく繰り返した作業ですので、 HDDの初期不良以外ではまず失敗することはありませんし、今回も当然の如く復旧作業は成功した のでした(・・・って、あまり正面切って言える事ではないかも?)。

・・・結果としてメインマシンの性能アップのきっかけとなった今回のトラブルでしたが、復旧後にHDBENCH ver.3にてベンチマークをとってみると、当然の事ですが以前のHDDに比べて2倍近いスコアのアップが見られました。 起動時はもちろんのこと、いろんなアプリを立ち上げてみても「それなりに」早くなってます。思えば、私が マシンのパワーアップをするときは得てして何らかのトラブルが引き金になり、やむなくパーツを交換する というパターンが多いような気がします(無論初めからパワーアップが目的の時もありますが)。今回も 見事にそのパターンにハマッてしまいました。次はどんなトラブルがメインマシンを襲うのでせうか・・・できれば G400が・・・(以下自主的に削除

・・・あぁ、バックアップをとっていて本当に良かった・・・
平成14年7月31日追記分

なんと去る7月厄日、それまでなんとなく不調だったIBM DDYS-T09170が・・・ついに天に召されてしまい ました。購入・インストールからほぼ1年半、それこそ毎日のように働きつづけてくれましたが、残念で なりません。合掌・・・


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