帝釈天で産湯をつかい・・・


対岸の船着き場を後にし、これまで数々の映画やドラマでロケに使われたであろう江戸川の堤防を 画像に納め、しばらくその雰囲気を楽しんでみました。実はこの江戸川、両岸の 風景が全くと言っていいほど違うのです。正直言って愕然としました。なるほど、これならロケに使いたく なるわなヽ(´ー`)ノ ・・・そうそう、寅さんの映画ではこの江戸川河川敷が必ず出てきますが、金八先生の ドラマでは荒川河川敷がよくでてくるそうです・・・


東京側の堤防です

こちらは東京側の堤防です。千葉県側とは全く雰囲気が違います。個人的には千葉県側の方が断然好き です。



さて、次なる目的地は帝釈天、そう、あの「寅さん」で有名な場所です。矢切の渡しからはほんの10分ほど で行けるのですが、先に最近できたという「寅さん記念館」へと足を運ぶ事にしました。夏休みの土曜日に しては客が少ないような気もしましたが、私たちが滞在している間、決して客足が途切れる事はありません でした。

記念館の中に入るといきなり資料の展示やメイキングフィルムなどありがちな内容ではありましたが、そこは 長い歴史を持つ寅さんシリーズのこと、もっと時間があればじっくり見ていたかったです。その先には、なんと 「とら屋」のセットがそのまま展示されていて、そのかなりの部分を直接触ることができました。実にノスタルジック な雰囲気で、昭和30〜40年代の生活の匂いと手ざわりを感じ取る事ができました。とても居心地の良い 時間と空間を味わうことができ、満足な一時でした。なお、その奥にある、遠近法を用いて作られた セットでは、人物をいっしょに写すという条件さえ満たせば記念撮影OKとのことです。

両親への土産を買い込み、「寅さん記念館」を後にし、帝釈天に到着した我々が見たものは、歴史を 重ねつつも決して自己主張しない光景でありました。前回見た浅草寺とはまた違った雰囲気であり、個人的には こちらのほうが好みですヽ(´ー`)ノ 。そう、浅草寺が男性的な雰囲気であったのに対し、帝釈天は女性的な 雰囲気を感じました。それは門前町に出ても同じで、実に上品な通りでありました。ここでも職場向けの みやげを購入、ついでに昼飯を食うことにしました。そこでふと目に入ったのがうなぎ屋さん・・・せっかくの 上京ですから、普段滅多に食わないモノを・・・という訳でみんなでうなぎを食うことにしました。 すでに乗り物に乗ることはないと踏んだ私は、うなぎと一緒に贅沢にもエビスビールを注文、私腹・・・ じゃなくて至福の一時を過ごしたのでありました。

さぁ!!次は隅田川の川下りじゃぁ!!!

・・・って、おい!ドガ━━━Σ(ll◎д◎ll)━━━━━ン
帝釈天正門

「フーテンの寅さん」であまりにも有名な帝釈天です。こういうときですね、広角レンズが欲しくなるのは。 本文でも書きましたが、非常に静かで上品でした。

・・・古きよき昭和の記憶を色濃く残したこの一画・・・ここももう一度訪れてみたいポイントであります・・・。



寅さん

浅草駅前には今も寅さんの銅像が立っています・・・なんだか今にも動きだしそうなそんな気がして・・・



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