泉岳寺を後にすること数十分、新宿駅に到着した我々は、駅構内や地下通路の案内板を頼りに都庁へと 向かいました。それにしてもさすがは首都東京、平日と言うのにとにかく人が多い!実はこれまでの 上京では平日に都内をうろつくことはありませんでしたので、少々驚いてしまいました(ま、大阪も中心部は 似たようなものですが)。
しばらく行くと、やがて長いトンネル(まっすぐ伸びている。大阪では意外とこのような場所は無い)に入り ましたが、そこには「動く歩道」なる物がありました。そのトンネルはかなりの長さであり、当然その「動く 歩道」もそれにあわせた長さでありました。いろいろな理由で歩行が困難な方々にとって、この設備は 非常に有意義なものである事は想像に難くありません(あの距離は私でも結構うんざりした。地下鉄なら 一区間分は確実にあるぞ)。こういう所に税金をかけるのなら特に異論はないのですが・・・
私以外の二人は、その「動く歩道」を見つけるや否やすぐに乗りましたが、私は元来この手の設備には なじめない性格なので最後まで歩きとおしました。大阪で歩くときのようなスピードを出すことはありません でしたが、結局二人が私に追いつく事はありませんでした。確かに疲れはしましたが・・・
さて、そのトンネルの途中には「東京工科大学」の入り口がありまして、トンネルから即学内に入る事が できるようでした。よもやこのような場所に大学の入り口(連絡通路ではない)があろうとは・・・しかも、 外に出て振り向くと高層ビルが一つ丸ごと大学なのです。さすがは東京・・・凄い・・・(何が凄いのか も一つワカラン)。
さて、そうこうしているうちにいよいよ新都庁が見えてきました。「とにかくデカイ」とは聞いていましたが、 なるほどこいつはデカイ。さっそく三人三様の方法で撮影を始めましたが、かなり苦労しました。とにかく デカイのでフレームに収まりきらん!次の上京までには広角キットを買うぞ!!
この画像は某隣人の手による都庁です。都庁の「上半身」をうまく撮影しております。
さて、その威容を画像に収めた我々は、次に展望台に行くことになりました。都庁には南北二つの展望台が ありますが、あいにくこの日(月曜日)は南側のみの営業でした。順番待ちの列に加わる事数分、いよいよ 直通のエレベーターに乗り込みましたが、実は窓つきでなかったという事実に某H氏は落胆の色を隠せない 様子でした。もっとも、あまりにも揺れの少ないエレベーターに、「このビルの建築は精度がいい。精度が悪いと 揺れやすい」といって驚きの色も隠せませんでした。さて、いよいよ展望台です・・・