チューリップ(2000年度)


トップのページにもかいてあるように、これまでにも何度となくチューリップを植えてきた私ことC.PANDAですが、 毎回2年め、3年めと、球根はどんどん小さくなる一方チューリップの性質上、球根の数は増える一方)で、 2年めでは採れた球根のほとんどが1枚葉のみ展開するにとどまって開花するのはほんのわずか、しかも 小さい花しか咲きませんし、3年め以降にいたっては採れた球根のすべてが1枚葉になる始末・・・

・・・関東以西では開花時期以降に急激に気温が上がるので、次代の球根が十分肥大する前に葉っぱが 枯れてしまい、結果として小さな球根しかできない・・・どの参考書を見てもだいたいこんな感じで書かれています。 地中海地方原産である以上、日本の初夏から夏にかけての気温の上昇になじめないのはしかたありません (でも、原種チューリップの中にはそうでもない種もあるらしい)。あと、以外だったのは冬の間も欠かさず 水やりをしないといけないという事です(これも地中海気候の特徴。冬に降水量が多い)。「冬の屋外栽培では水やりは控える」というのが一般的ですので、 チューリップのこの性質は意外と知られていないかも・・・

今年は、
  1. かなりの密植状態にする(10センチ四方に4球
  2. 冬のあいだもしっかり水やりする
という点に留意して植えてみようと思います。
2000年10月22日

今日は朝から雨が降ってうっとうしい日です。でも、こういう日は外出する気分になれない分、部屋の中や ベランダの整理などができるのがうれしいです(そういえば、どこぞのアルビノ娘が「雨の日にもいいことはある」 とかなんとか言ってたような・・・)。この日は朝から近くのスーパーまで車で行き、メシなどと一緒にチューリップ の球根(オランダ直輸入の徳用袋入り)を都合60球購入しました。

帰宅後、メシを食って一眠りした後(休みの日は大概昼寝してます)、いよいよ球根の植えつけです・・・って、 別におおげさに書く必要など何もなく、クワガタ飼育で使った産卵木の破片をプランターの底に敷きつめ、 その上に、クワガタ飼育の使用済みマットと腐葉土の混合土(1:1)を入れ、球根を植え込みました。 実際に植えてみると、球根の数が多すぎて余ってしまいました。しょうがないので予定よりもさらに密植 状態(10センチ四方に6球)にしました。それでも10球ほど余ったので、別の容器に植えようかと 考えています。

2001年3月4日

雪〜が〜とけて春〜に〜な〜って流れてゆきます・・・そんな歌詞がぴったりな、陽ざしは力強くなってきたものの 風は未だ冬の厳しさを残しているといった季節がやってきました。当然杉花粉もたっくさん飛んでくる訳でして、 私にとっては天国と地獄が一緒になっている、なんとも言えない季節なのです・・・うぐぅ・・・

さて、昨年の秋に(私にしては)大量に植え込んだチューリップですが、2月の中旬よりぼちぼちと地上に 芽を出しはじめました。関西で育てているにしては芽が出るのが遅いと思われる方がいらっしゃるかも 知れませんが、大きいプランターを使っている関係で10センチほどの深植えにしているからなのです。 なぜ深植えにするのか・・・それは、うちのベランダは常日ごろから風がよく吹きぬけ、以前植えたチューリップ がよく倒れたりしたからなのです。もう少し暖かくなれば追肥などしようかとも思っております。

2001年4月8日

4月になったばかりの頃は、なんだか真冬のような気候は続いたのですが、ここ数日になって急に気温が 上がり、「今一体何月やねん?」というような陽気です。そんな陽気に誘われたか、ついにチューリップが 花をつけはじめました。以下に画像を張りつけておきます。


まずは赤色が咲きはじめました

「たくさん植えた」という割りには花数が少ないように見えますが、実際少ないっす(;^^)。それに、確かに 複数の色の品種を植えたはずなのに、なぜか赤色しか咲いていません。もしかしたら、色によって咲く時期が 違うのかも・・・



4月8日現在の状態っす

4月8日現在はこんな感じです。なお、手前のチューリップの奥には昨年植えたアマリリスが、そして向かって 左にある青い鉢には「晴姿」という品種の芍薬が植えてあります。



4月13日の状態です

数日後の画像です。全体的に花が増えたのがおわかりでしょうか?なお、右側に一つだけ白い花が咲いている のがわかると思います。さて、来週はどんな色の花が咲くのでしょうか・・・



2001年4月25日

前回の更新から2週間が経過しました。気温の変化が激しい時期があり、私の職場では風邪が流行っています。 なぜか私は平気ですが・・・(-_-;) さて、我がベランダを彩っている・・・はずのチューリップですが、赤い花が終わった途端、一気に花数が 減りました。下に画像を張りつけておきますが、あの赤い花が満開だった頃とは打って変わって寂しい 風景になりました。どうやら色のバランスまでは考慮されずに袋詰めされていたようで、私は赤色の花を 咲かせる品種が多く入った袋の購入していたということなのでしょう。でも、あの満開の光景を楽しめた だけでも良かったです。これからの課題は当然の事ながら「いかにして多くの球根を太らせるか」に あります。4月の初頭に一度追肥を施しているので、これ以上の施肥は必要ないと思いますが・・・ そうそう、日当たりを良くするために洗濯物の干し方を考えねば・・・


4月23日の状況です。

前回の画像アップから2週間が経ちました。ご覧の通りです(;^^)。この時点では、つぼみはほとんど 見つける事ができませんでした。ですので、これ以上花が増えることはなさそうです。



4月30日

今日は4月の晦日。明日からいよいよ5月に突入します。G.W.中の過ごし方を思案している真っ最中 です。このままG.W.終わっちゃったりして・・・(;^^)終わったと言えば、我がベランダのチューリップの 開花はほぼ終わりました。後は葉が枯れるのを待って掘りあげるだけです。「球根を多く植えるとよく 成長する」というのは今回実現できるでしょうか・・・

5月27日

さて、チューリップの地上部が枯れこみ、いよいよ掘りあげの時期となってまいりました。球根はうまく育っている でしょうか・・・。


・・・だめでした(T_T)

・・・何も書くことはありません(T_T)・・・



上の画像のとうり、当初の期待とはかけ離れた結果となってしまいました(T_T)。しかも子球の大きさが驚くほど 小さい!!(中には来年もなんとか開花しそうな子球がいくつかありましたが)。今回の結果が私の技術の なさによるものなのか、4月〜5月の気温の高さによるものなのか、あるいはほかに原因があるのかは今の ところわかりません。チューリップを植えたプランターはもう一つあるのですが、おそらくいい結果は期待できない でしょう。もし来年機会があれば、そのときはぜひ畑での栽培に挑戦したいです。

・・・今日は5月30日、残りもう一方のプランターもひっくり返してみました。予想はついていましたが、案の定 期待ほどの成果を得ることはできませんでした。さて、この球根の山、どうしたものか・・・なお、空いたプランター にはすかさずグラジオラスを植え込んでみました。まったく懲りませんね(^^ゞ


2001年度のチューリップについては、これで更新を終わりにしたいと思います。ここまで拙い文章を読んで くださった方々に深く感謝いたします。ありがとうございましたm(__)m。


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