例年になく不穏な空気の漂った年末繁忙期の真っ最中、１２月２４日の事です。仕事の進み具合に言い知れぬ 不安を感じながらも上司の命令でしかたなく帰宅の途につこうとしたその時、ふと思い出した事がありまし た。そう、その日の朝に手渡された「休暇申請書」の事を・・・
・・・郵政省で働く労働者には、現在いくつもの「休暇」が認められていますが、今回申請する休暇は「代替 休暇」というもので、本来年末年始に「付与」されるハズの「週休」を年明けの或る一定期間の間に振り 替えて「付与」するという、まさに年賀状の処理の為だけに存在する制度なのです。ちなみに、郵政省では 完全週休二日制を実現するために「週休」と「非番」という２種類の異なる休暇を用意しています・・・ な〜んて事を書くと、途端にコムズカシイ話になってしまうし、第一わたしゃ休暇うんぬんにはあまり 興味はないので、そんな難しい制度など知りません。ですからこの場で講釈をたれるような事はできません し、第一その気はありませんのでこのへんでやめときます・・・
さて、とにかく今回の「代替休暇」は２日間・・・昨年までなら「どうでもいいやぁ」といったええ加減な 気持ちで提出したり、提出する事自体を忘れて期間のギリギリになって強引に休まされたり、揚げ句の果てに 申請書をなくしてしまっていた事に気づいたのが期間終了まぎわだったりと、とにかく上司泣かせの私 でしたが、今回は違います。昨年の夏以来、この休暇を申請する日が来るのを心待ちにしていました。そう、 あの屈辱の東京行きに対するリベンジを果たすべく、来る２０００年２月６日に東京に乗り込むには、なんと してもこの「代替休暇」を２月５日と７日に取得する必要があったのです！！
２月５日に東京に乗り込み、２月６日にワ・・・ぐはぁ！！（検閲入りまひた(T_T)）・・・と、とにかく ２月６日に大阪に帰り、２月７日にゆっくり体を休めて翌日から仕事・・・こういったプランをくんだ某Ｈ氏 の意向に沿うべく代替休暇を申請した私は、なんとか希望どうりに休暇が取れるようにお祈りし（何にだ？） 、怒濤の年末繁忙期に突入していったのでありました・・・。