私のおにぃ(以下自主規制)


「あがたの森公園」とは、旧制松本高校跡地を整備し、公園として一般に開放している施設でして、大正ロマンを 今に伝えるスポットなのです。現在大規模な改修工事が行われていて(この日も作業が続いていた) 今は改修が終わった所のみ公開されています。モボ・モガ(モダンボーイ・モダンガール)なんて言葉が 当時もてはやされたそうですが、建物のつくりや装飾、配置等々、モダンという言葉が似合うなかなか ユニークなものでした。


ちなみに私、モトネタなんて言葉は知りません

あがたの杜公園正面右手に見える建物です。なんとなく遠い記憶が甦る・・・それもそのはず、私が ピッカピカの小学一年生のころ、確かこんな雰囲気の木造校舎だったような・・・もっとも、色はもっと 小汚い、いかにも「ふる〜い」感じの色でしたがね(´・ω・`)

私は国語には疎いので、「旧制松本高校」などのキーワードで各種検索サービスを使って検索してみてください。 いろいろと勉強になりますよ・・・(と、手抜きなことを言ってみるw)

各校舎は改修が終わった部分と改装中の部分が混在していて、すべてを見ることができなかった ことが少し心残りです。機会があればまた訪れたいと考えています(なに?来年の夏とな?!



しつこいようですが、モトネタなんて知りません

向かって左側にある建物です。かつては「講堂」として利用されていたそうです。ひょんなことから中に入れて もらえたのですが、なかなかきれいに手入れされていました。特に天井にあるシャンデリアは見ごたえありました。

旧制高校ということは、今で言えば大学のようなところ・・・この場所に、かつてどんな若者たちが集っていた のでしょうか・・・

そうそう、窓ガラスに使われているガラスの中には景色がゆがんで見えたり気泡の跡があるものが多数 使われていましたが、それは大正時代につくられた「手作り板ガラス」なんだそうで、今の技術では逆に再現できず貴重なのだそうです。品質の悪いものが逆に珍重されるとは、皮肉なものです。



何度も言うようですが、モトネタなんて知りません

上の建物を、別の場所から撮影してみました。

ところで、この画像にも写っていますが、この「あがたの杜公園」 には旧制松本高校創立と同時期に植えられたヒマラヤスギが90本以上残っており、 「杜」と呼ぶにふさわしい雰囲気をかもし出していました。樹齢90年ほどはあるとのこと。

ここにいると、時間がゆったりと流れていくような錯覚に陥ります。騒音なんて全くといっていいほど 聞こえてこないし、ミンミンゼミは優雅に鳴いてるし(大阪はクマゼミが朝から晩まで騒ぎ立てていました) こんな場所で一日過ごせたら・・・(´・ω・`)



・・・しばしリブレット片手ににわか文人を 洒落こんだ後、タクシーを利用して松本城の脇を通りぬけ、次なる目的地の城山公園へと向かった のでした・・・


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