JR横川駅からめがね橋を目指すには、遊歩道「アプトの道」をひたすら歩くというコースが選択肢の一つ として挙げられます。これがいわゆる「ツーリング」ならばまた違った選択肢があるのですが、我々には 「徒歩」しか選択肢はなかったのでした。・・・いや、実は他にも選択肢はありました。先に訪れた鉄道 文化村の受け付けの方に「めがね橋」に行くにはどうすればいいかを尋ねた時、「タクシーに乗るといい」 と言われ、こちらが「歩いていきたいのだが」と言うと「2時間ほどかかるよ」という返答が帰ってきました。 そう、「眼鏡橋へタクシーで行く」という選択肢もあったのですが、それではあまりにも風情が無いという 事で、えっちらおっちら歩いていくことにしました。
ここから「アプトの道」は始まります。道なりに歩いていくと「麻苧茶屋」という茶店や小さな水路 (コイが数匹泳いでいた)があります。また、この付近は民家のすぐ脇を通る部分があったりして普通の道と 区別しにくく、注意していないと道を間違えかねません。
「アプトの道」の途中にある名所までの距離が 右手の看板に書いていますので参考にしてくだせぇ・・・
遊歩道「アプトの道」とは、廃線となった信越本線横川〜軽井沢間の線路跡を遊歩道として整備したものだそう で、始めこそ普通の道ですが、やがて見るからに「線路跡」とわかる道になってきます。しかもすぐ横には正真正銘の 「線路跡」があり、簡単に立ち入ることもできます。かつての山下画伯もこんな風景を見ていたのでしょうか・・・
あ、もし立ち入って怪我したりしても誰にも責任は問えませんので念のため・・・
歩くこと約15分ほどの場所で撮影しました。某H氏が歩いている道が整備された「アプトの道」、そして この線路が廃線というわけです。多少逆行気味でして、空が白くなってしまっています。あの男なら どういう写真を撮るでしょうか・・・などと挑発して見たりする( ̄ー ̄)ニヤリッ。
よーくみると線路が若干 右に曲がっています。もう少し先の地点で撮影すべきでしたね。そうすれば本当にまっすぐな線路を 画像に納められたのですが・・・。ちなみに、この画像もワイドコンバージョンレンズを装着していて 撮影しました。もーやめられまへん( ゚∀゚ )。
・・・こういう風景は普段なかなかお目にかかれません。しかもこの日は時間が遅かった(すでに午後4時に 近かった)こともあって我々3人だけ!まさに貸しきり状態!!静かな、しかし確かに聞こえてくる自然の音 に囲まれ、身も心も洗われるひと時を過ごしながら一歩また一歩と歩を進めていく3人なのでした・・・